ドロップトーク

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【iPhone神アプリ】ドロップトークの評価・評判、口コミ

 DropTalkは、話し言葉でのコミュニケーションを苦手とする、自閉症や言語障害を持つ方のコミュニケーションを助けるAAC(補助代替コミュニケーション)ソフトウェアです。
 自閉症などの発達障害をもつ方々のコミュニケーションには、シンボルなどの視覚情報を用いる事や、シンボルと音声を合わせて表出できるVOCAと呼ばれる機器を使用することが有効です。
 DropTalkをiPhoneやiPod touchにインストールするだけで、高価なVOCA専用機器と同等、またはそれ以上の機能を、非常に安価に手に入れる事ができます。

 DropTalkには、Droplet Project(障害者向けのコミュニケーション機器の研究開発で多くの実績を持つメンバーで構成)が開発した絵記号ライブラリ「Drops」と、それに対応した日本語音声がプリインストールされています。Dropsは多くの教職員、言語聴覚士、保護者、支援者の意見を取り入れてデザインされています。無料公開されていて、日本ではコミュニケーションシンボルのスタンダードの地位を確立しつつあります。

 起動すると画面下部に「キャンバス」「ライブラリ」「シンボル作成」「設定」のボタンが並びます。

 「キャンバス」はDropTalkの基本画面です。1画面に9つまでのシンボルを配置でき、1画面上のシンボル数と種類は「設定」モードで切り替えられます。「キャンバス」上のシンボルを指でタップすると、シンボルに対応した音声が再生されます。単語モードと文章モードがあり、切り替えて使用できます。

 「ライブラリ」では、DropTalkに搭載されたDrops313語と、追加シンボルが全て閲覧できます。画面上部のタブをタップすると、項目別に分類されたページにすぐに移動できます。また、分類内のシンボルはフリックで上下左右に移動して閲覧できるので、目当てのシンボルをすぐに探し出す事ができます。

 「シンボル作成」では、Dropsに無い語彙を追加できます。iPhoneの内蔵カメラで撮影した画像や、フォトライブラリから選択した画像に、内蔵マイク(iPod touchでは外部接続マイク)で音声を割り当てられます。

 「設定」は、キャンバスに配置するシンボルを設定するモードです。「ボタンの数」でキャンバス上に配置するボタンの数を、「キャンバスの編集」でそこに割り当てるシンボルが選択できます。

 障害をもつ方の支援には、利用者の認知レベルや生活に適合した画像を用意することが必要です。DropTalkは、面倒な手順無しに必要なシンボルがすぐに用意できます。これまでは、VOCA用に必要なシンボルを用意するのは、非常に大変でした。支援者があらかじめ写真を撮り、パソコンに転送し、音声を付加し、VOCAに転送する手間がかかりました。しかし、DropTalkがあれば、支援者がその場で撮影と録音を行い、すぐに利用者に使ってもらうことが可能です。利用者の認知レベルや運動機能に合わせた設定もその場で行うことができます。
 以上の様に、DropTalkで、障害を持つ方や支援者にとって、これまでにない便利な環境が実現します。

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